こんにちは。
44歳、妊活ライフ2年目&体外受精5回目チャレンジャーの花井なっつです。
現在、不妊治療の助成金の対象年齢は42歳まで。国から“43歳以上は治療してもムリ”といわれているようなものです。。

ツラくないといえば嘘になります。でもね、毎回 妊娠判定NGが出るたびに考える「概念」があって、そのおかげで治療を続けられています。
今回は、私と同じように「崖っぷち」と感じている方の心が少しでも軽くなることを祈ってつづります。
また、ダンナの言動にイライラしてしまう方にも応用できる考え方です。
自分がコントロールできることだけを考える
「関心の輪」と「影響の輪」という概念をご存じでしょうか?
世界中で熱烈に支持されているベストセラー本『7つの習慣』(スティーブン・R・コヴィー)に出てくる考え方です。
>> 完訳 7つの習慣 人格主義の回復: Powerful Lessons in Personal Change
影響力の輪
自分の考え方や行動によって影響を与えコントロールできること
「天気」のように、自分ではどうにもコントロールできないことや過去の失敗などは「関心の輪」になります。つまり、妊娠や不妊も「関心の輪」。これは分かりますよね。
次はどうでしょう?
- ダンナが禁煙してくれない
- ダンナが不妊治療について調べようとしてくれない
- ダンナの機嫌が悪いから今夜のタイミングが不安
これらもすべて「関心の輪」の中に入ってしまいます。ダンナ(=他人)の行動や考え方、機嫌は「天気」と同じなんですね。
ざっくりまとめると・・・

という概念です。
妊娠・不妊・ダンナの協力… すべて気にかけてはいけないこと
『7つの習慣』でコヴィー博士は「関心の輪」を気にかけてはいけないと語ります。
自分でコントロールできない「関心の輪」に集中すると、ネガティブな思考回路におちいってしまう。そして、今すべきことに意識や行動が向かず「影響の輪」が小さくなってしまいます。
これを不妊治療で考えると、こんな感じ。
× 関心の輪(気にしちゃダメ!)×
- ちゃんと卵子が育つかな
- 元気な精子がとれますように
- ダンナももっと真剣に向き合ってほしい
- 採卵日にケンカしたのは失敗だったな
- あと5年早く治療をはじめていれば
- 私、ホントに妊娠できるのかな
◎ 影響の輪(こっちにエネルギーを注ごう)◎
- 身体を冷やさないように温活をしよう
- クスリを決められた時間にのむぞ
- 葉酸サプリもとろう
- 大変だけど規則正しい食生活
- ストレスに感じることはすべて断ろう
- ダンナとは楽しい話をしよう
「関心の輪」を小さくして「影響の輪」を広げるって、とても大変ですよね。でも、私はこの概念を知ってから心が楽になりました。ダンナくんに過度の期待をすることもないので今はイライラしませんw
>> まんがでわかる 7つの習慣
まとめ
これまで、採卵数が少ない、受精卵が育たない、着床しない… 何回も落ち込むことがありました。
そんなときは

と、マッサージをして美味しいものを食べてビールを飲む。カラダとココロと胃袋に影響することをしています。