こんにちは。
44歳、妊活ライフ2年目&体外受精5回目チャレンジャーの花井なっつです。
採卵手術から3日後、体外受精の結果を聞きにいく日がやってきました。

卵子が精子と受精するかは自分ではどうにもできない。少しでも確率を上げるために私は「顕微授精」を選択しています。
今回は体外受精と顕微授精の違いについてもお話します。
体外受精 vs 顕微授精
どこが違うの?
体外受精とは・・・
採取した卵子と選別・濃縮した精子を一緒に培養して精子の力で受精させる方法。ふりかけて受精させることから「ふりかけ式」とも呼ばれます。
顕微授精とは・・・
採取した卵子に良質な精子1匹を極細の針で注入して授精させる方法。精子の数が少ない方や運動性が悪い方に適用されます。

メリット&デメリット
体外受精と顕微授精のメリット&デメリットは以下です。
体外受精 | 顕微授精 | |
精子侵入工程 | 自然に近い | 人工的 |
精子数 | ある程度必要 | 少なくても大丈夫 |
受精率 | 73% | 84% |
卵子が壊れる可能性 | 0% | 2% |
追加費用 | 不要 | +5万円程度 |

受精障害の原因
受精に至らない主な原因は3つです。
- 卵子が十分に成熟していないために受精能力がない
- 卵子の殻の部分が固くて精子が入り込めない
- 精子の数が少ない、精子に受精できる能力がない
ダンナくんは10歳年下で精子に異常なしなので、ふりかけ式でもよかったのですが。なにせ、私の卵子の質が悪い!少しでも受精の可能性を考えると「顕微授精」一択でした。
顕微授精の結果… 卵子3個中2個が受精卵に
クリニック通院9回目、顕微授精の結果を聞きにいきます。
まずは、エコー検査で採卵手術の後遺症がないかをチェック。モニターを見ると、卵胞があった場所がぽっかりと黒い影になっていました。
その後、ドクターから卵子3個中2個が受精卵になったと伝えられます。まぁ、1個の卵子は小さかったから、できの悪い卵子はやっぱり授精がむずかしいようです。
そして、受精卵を移植するための準備を進めていく。
これまで3回、着床(=受精卵が子宮内膜に接着)に失敗しています。が、今回は秘策があるのです。名づけて・・・

着床不全の原因とされる子宮内膜の炎症。これを検査するには時間もお金もかかる。この炎症の治療に使われる抗生剤「ビブラマイシン」は副作用がほとんどないことから、検査をせずに先に服用しちゃおうという作戦です。
早くやりたかったよ、ドクター。。
まとめ
クリニック9回目の診療内容・時間・費用
- 超音波検査で子宮チェック
- 「慢性子宮内膜炎」仮治療のためのクスリの処方(14日間)
- 時間:約1時間
- 費用:840円