こんにちは。
44歳、妊活ライフ2年目&体外受精5回目チャレンジャーの花井なっつです。
連日のニュースで不妊治療の話題が盛り上がってますね。

ただし、不妊治療への保険適用は早くて2年後から。助成金は「730万円の所得制限」が撤廃されるようですが、対象年齢は42歳(今年はコロナ禍で43歳)まで。
もうすぐ45歳になる私にとっては「保険適用」も「助成金」もどうやら関係のない話のようです。でも、不妊で悩む方とくに20代~30代の若い方にとっては素晴らしいニュースですよね!
菅さん、やるなぁ!という話はここまで。今回はスガノミクスとは別の話、40代の方にとっても未来が明るくなるニュースをお知らせします。
再生医療で子宮内膜の機能を取りもどす
先日、Tweetした件です。
そっかぁ!
再生医療という手もあるのか!!
16万円が安いと感じてる時点で不妊病だな😖https://t.co/FfXxNoQW3G— 花井なっつ🌱妊活ダンス (@ninkatsu44) September 23, 2020
青森市の産婦人科が新しい再生医療「PRP療法」を今年8月から始め、不妊で悩んでいた女性が妊娠するなど成果を出しているというニュースです。
再生医療とはクスリで治療するのではなく、人のカラダの「再生する力」を利用して失った機能を取りもどす医療のこと。再生医療が不妊治療にも活用されていたとは知りませんでした。
東奥日報社(2020/9/23)の記事によると・・・
PRP療法の対象は、子宮内膜が薄い人や、何度も妊娠に失敗している人。凍結胚移植の際、患者自身の血液から、成長因子を含む多血小板血漿を分離し、子宮内に注入。子宮内膜で細胞が増え、血管が新たに作られることで、受精卵(胚)が子宮内で着床しやすくなる。治療によって妊娠率が3倍になるという報告もある。国内外で重篤な副作用は確認されていない。
子宮内膜をフカフカにして着床しやすくしてくれるんですね。これはすばらしい!
治療期間は、子宮内膜を整える薬の服用、2回の採血・血小板注入、胚移植などで1カ月程度。保険適用外で同クリニックでは16万円程度かかるが、公的助成制度を利用すると、一部負担が軽減される。

安いと感じてしまうあたり、すっかり“不妊病”ですよね^^
杉山産婦人科(新宿)でも昨年9月より「PRP療法」の予約を開始していました。血液から抽出した高濃度の血小板を子宮内に注入する方法で20万円だそうです。
う~む、転院するか悩むなぁ。。
ヒトiPS細胞から「卵子」をつくる未来
さらに、一昨年のニュースですが、京都大学がiPS細胞(人工的に作られた細胞)から「卵子のもと」の作製に成功したという記事を発見。
産経新聞(2018/9/21)
人のiPS細胞から卵子のもと「卵原細胞」京大が世界初の作製に成功
ヒトの人工多能性幹細胞(iPS細胞)を利用し、卵子のもとになる卵原細胞を培養だけで作ることに世界で初めて成功したと、京都大の斎藤通紀教授(細胞生物学)らのグループが発表した。(省略)グループは今後、さらにすすんだ卵母細胞から最終的に卵子の作製を目指す。
これらの研究が実装され、iPS細胞から良質な卵子を作ってフカフカに再生させた子宮内膜に着床させる!という不妊治療の未来を想像してしまいますね。
不妊治療の未来は明るい!と思うと、毎日のクスリもイタい注射も、少しだけガマンできる気がします。倫理観?わが子を抱ける喜びの前には・・・ですw
50歳までには産みたいなぁ。
まとめ
菅さん、どうか不妊治療への研究助成金も増やしてください!(切望